この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
理想の住宅を実現するためには、印象的で理想に適した外観を叶えることも大切ですよね。
そして外観の印象を変えるポイントとなるのが、建物を彩る専用の「塗料」です。
今回は、そうした建物用塗料を多く展開する塗料メーカー「アペティー」について解説していきます。
アペティーのこだわり
株式会社アペティーは、大阪に拠点を構える塗料メーカーです。
平成元年の設立以来、さまざまな塗料の開発や製造、販売に注力してきました。
アペティーの企業理念は、”住まいの「格」を高めること”。
アペティーでは、住まいの外観にこだわることを「洗練された大人たちの洋服選び」と考えています。
色彩、素材、質感、それらのすべての要素によって、周囲に与える印象はがらりと変わるものです。
すべての要素が共存することによって、はじめて上質な質感を実現できます。
アペティーは外装・塗料のプロフェッショナルという立場から、質にこだわった塗料を展開しています。
住まいの「格」を高める製品によって、住む人にとって上質な「作品」となる住まいを実現することを使命としているのです。
アペティーの製品開発のこだわり
アペティーが展開している塗料には、住まいを「彩る」、そして「護る」という重要な役割があります。
「デザインは良いけれど、耐久性が低い」
「建物を守ってくれるけれど、デザインがよくない」
アペティーでは、こうした妥協のある製品では「永く住む(Long Life)」ための機能を果たせないと考えています。
塗料の頂点を目指しているアペティーだからこそ、妥協を許さずにLong Lifeを実現する製品の開発を進めています。
そのためにもこだわっているのが「意匠性」と「高耐候性」。
開発にあたっては、どちらの特徴もあわせもっているワンランク上の塗料の実現を目指しています。
開発の際に自社試験での確認を徹底的に行うのはもちろんのこと、JIS(日本産業規格)規定の試験も実施しています。
非常に高精度な試験によって、色褪せや膨れ、剥がれが発生しないが精密に検査し、問題のない製品だけを流通します。
もちろんデザイン性にもこだわり、発色にも妥協しない製品づくりを叶えます。
アペティーの流通のかたち
よりよい製品・サービスを追求するためにアペティーでは、お客様の声にも熱心に耳を傾けています。
そうした展開のひとつの結果が、特徴的な流通システムの構築です。
一般的な塗料は、いったん販売代理店を通してからお客様のもとへ届けられます。
しかしアペティーでは、お客様の声を直にお聞きするためにも施工業者様へ直接納品しています。
こうした流通システムを確立することで、お客様の声がスマートに届くようになります。
さらに、流通コストの削減にもつながります。
さまざまなメリットをもたらす流通によって、よりよいサービスの実現につなげます。
アぺティーが展開する塗料シリーズ
アぺティーでは、さまざまな塗料シリーズを展開しています。
「APEX」シリーズや「AERIA」シリーズは、自然石を配合していることが特徴。
時間が経っても変わらない美しさを誇り、自然石によるナチュラルな質感で外観を彩ります。
ほかにない高級感を引き立てる、代表シリーズのひとつと言えるでしょう。
続いて「LUXE」シリーズは、「長期的な美観維持」をコンセプトに高い耐候性に特化したシリーズです。
エレガントな質感を実現し、高い品格を実現するハイグレード塗料です。
「ATOMOS」シリーズは、意匠性と高耐候性を兼ね備えたセラミック系塗材です。
ホタテの貝殻を配合することにより、ゴージャスかつ美しい風合いを実現しながら環境にも十分配慮しています。
さらに機能面についてもこだわりを追求し、トップグレードの品質を誇っています。
セラミック系塗料には、そのほかに「LAPIS」シリーズもあります。
こちらは自然石調のセラミックを使用していることが大きな特徴です。
ワンランク上の質感にこだわりたい方も、満足できる製品でしょう。
同じくセラミック系塗料の「HELIOS」シリーズには、品質の優れた有色陶磁器骨材が使用されています。
さらにFunctionalシリーズの「ROYAL SHIELD」は、美しい塗膜をより長く維持する塗料です。
高い耐候性を実現するラジカル制御技術を取り入れ、光沢のある外観を実現します。
まとめ
新築はもちろん、古くなった建物をリフォーム・リノベーションするときにも必ず利用する塗料だからこそ、品質や性能に十分こだわりたいものですよね。
アペティーの塗料は、デザインや機能の要望に合わせてシリーズ豊富に展開されています。
それぞれに特徴が異なるため、理想のデザインにあわせて活用してみてはいかがでしょうか。