この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装の作業内容について
住宅の外装部分は紫外線と風雨の影響を常に受けているため安全な状態を維持し続けるのは困難です。
平均的に10年前後での塗り替えが必要とされる外壁・屋根の塗装ですが劣化した壁に塗料をそのまま塗るわけではありません。
もちろんそのまま重ねて塗ることはできますが劣化した塗料の上から塗ると内側から塗料が劣化し耐久性は極端に低下します。
外壁塗装リフォームを業者が行う際の作業内容について簡単に説明したいと思います。
まず最初に行うのは作業をするための足場の設置です、この足場が十分でないと綺麗に塗ることが不可能です。
次に塗料が劣化した壁の表面の洗浄です浮き上がった塗料や土砂の汚れ、コケなどがそのまま残っていると塗料が綺麗に定着しません。
その次にひび割れや欠けなどがないかチェックし破損個所を補修します、これも怠ると劣化を早める要因となります。
そして塗装作業に入りますが仕上がりが綺麗になるのと耐久性を高めるために3回塗装をしています。
外壁塗装をDIYでする問題点
外壁塗装を専門の業者にお願いした場合期間は約1週間から2週間くらいとなります。
また費用はシリコン塗装で70万円から100万円くらいが必要と考えられます。
費用を抑えることを目的としてDIYで外壁塗装をしようと考える方も多いようですがDIYで塗装をすることに問題はないのでしょうか。
個人で外壁塗装をするためには業者の方が用意する道具や材料を自ら揃えなければなりません。
道具としては高圧洗浄機・脚立・梯子などのほかに刷毛・ローラーなどいろいろと必要になります。
材料としては塗料(下塗り用・仕上げ用)・養生テープ・シートなども必要です。
高所作業が多くなりますので安全面での問題があるのと仕上がりや耐久性などの品質面がやはりプロに比べて劣るのは覚悟しなければなりません。
どうしても自分でやりたい場合は安全面に十分注意して作業を行ってください。