この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装のリフォームは減税対象?
住居用の建物の外壁塗装をするときに、床面積が50平方メートル以上で、10年以上の住宅ローンを組んでいる場合、外壁塗装の費用が100万円を超えているなどの条件を満たした場合に、住宅借入金等特別控除に該当する可能性があるといえます。
該当するための条件が意外と細かいので、「可能性がある」といった表現が適切だといえますが、該当した場合は、10年間住宅ローン減税が適用になり、ローン残高の1%が減税され、サラリーマンの方で源泉徴収されているなら、一部が還付されるようになります。
上限は400万円が限度額になっているので、これ以上の減税はされないということになりますが、10年間でこれだけの減税を受けられるとしたら、意外と大きな金額になります。
こうした外壁塗装のリフォームを減税対象にしたいと考えるなら、外壁塗装をするまえに、どんな条件があるのかをチェックしておくと良いでしょう。
国の減税制度は利用した方がいいのか?
日本では時代にそって、さまざまな減税措置が取られることがあります。
しばらく前にはマイホームを取得した人に減税対象となる制度がありましたし、近年ではリフォーム減税があります。
こうした減税制度は、利用できる条件が整っている場合は、多少手間を感じても申請することが良く、期間限定であっても減税してもらう方が断然お得になるといえます。
リフォーム減税の場合で考えると、10年間のローンが必要になりますので、事前に外壁塗装費用の概算でローンを組んだときの利息と、税金とどちらがお得になるのかを計算することも必要で、お得になるなら減税制度を利用した方が良いということになります。
また、リフォーム減税を利用したい場合は、事前に施工業者と相談しておくこともおすすめです。
ギリギリのラインでも、減税制度が利用できるように工夫してもらったり、証明書関係も出してくれるなどの対応が期待できます。