この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装時に注意するべきポイント
新築の家の建設が多いのは景気が安定していることの証明だと言われていますが一時期の不況の時期を乗り越え最近は景気が回復していると思います。
新しい住宅はどれも美しくて見ているだけでも明るい気持ちになれますが建物はきれいな状態をずっと維持することは困難です。
日常生活を送っていると気づきにくいですが季節の変化による寒暖の差や湿気、強い雨風などの影響を受ける外壁・屋根の塗装は定期的に塗り替えをしないと建物に深刻なダメージを与えてしまいます。
外壁塗装リフォーム作業における注意点をいくつか挙げたいと思います。
外壁の塗装をリフォームする際は先に壁に付着している汚れやコケなどを落とす必要があります。
特にコケは残ったまま塗装をしてしまうと内側からコケが発生し塗装を浮き上がらせ耐久性を低下させる原因になります。
また塗装作業においては基本的に3回塗りとなっていますが悪質な業者はこの回数を見積もり時から減らして手抜きをすることがあります。
作業が手順通り行われているかのチェックもしておくとよいでしょう。
外壁塗装が原因の近隣トラブル事例
約10年の周期で塗り替えが必要な外壁塗装のリフォーム作業は平均的に1週間~10日くらいの期間が必要です。
この期間中は住んでいる人にとっても生活環境が変化し対応が必要ですが近隣の方にとっても環境に変化があり塗装中にトラブルになることも珍しくありません。
外壁リフォーム中に工事が原因で近隣とトラブルになるとその後の生活にも影響を与えてしまいます。
よくあるトラブル事例を少し紹介いたします。
一番多いのがやはり塗装中の臭いに関してです。
水性の塗料であればほとんど臭いもありませんが油性の塗料は有機溶剤の強い臭いを発し苦手な人にとっては気分を著しく害する琴似なります。
防ぐためには工事前に近隣に挨拶をして了解を得ておくことが重要です。
もう一点は足場の設置時や壁の洗浄作業時の騒音もトラブルになりやすい作業です。
特に洗浄中の音はかなり大きく時間も長くなるので気に障る方も多いでしょう。
工事が行われる前に作業日程などを近隣に説明しておくと未然に防ぐこととなりますので事前の挨拶を怠らないことがやはりポイントです。