この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装と火災保険の関係はどのようになっているのか?
外壁塗装が火災保険で賄えるには条件があります。
外壁塗装は安くても80万円以上になります。
一般のご家庭には大きな負担になるのですが、一定の条件をクリアすれば火災保険が使えます。
条件としては次の3点です。
・火災保険に加入していること
・加入している火災保険が「風災」を保険の適用範囲として認めていること
・保険会社が派遣してくる外壁診断士に「風災」と判断されること
火災保険に加入していれば簡単な条件と見えますが、実際に「風災認定されるケースは少ない」のです。
保険会社もビジネスですから簡単に「風災」認定はしないのです。
火災保険の適用経験があるプロの業者に申請を手伝ってもらうといいでしょう。
保険会社が派遣してくる外壁診断士は資格を持っていますが、現場経験が少ない人が多いです。
火災保険の経験がある外壁塗装業者の場合ならば、豊富な経験がありますから、判定を風災判定に持って行きやすいのです。
火災保険の加入と保険内容を確認しましょう
パッケージ型が中心ですから風災も入っているのが一般的です。
ひと昔の火災保険の場合は「風災」がオプションになっているので注意しましょう。
契約書で確認することが一番です。
ただし、保険内容は日々変わっていますので、最新情報をオフィシャル・ウェブサイトでチェックしてください。
風災の定義(火災保険の適用条件)
風災の定義で適用範囲になる場合
定義は次の3点です。
・強風や竜巻によって外壁が破損した
・暴風雨や台風によって外壁が破損した
・突風によって外壁が破損した
具体的にあるのは台風によって物が飛んできて外壁が破損したとかです。
風災の適用にならないケース
自然劣化によって外壁塗装が変色したり、サビ・カビ・腐食が起こったりした場合です。
塗装作業の手抜きやスキル不足での損害も対象外です。