この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装に関する免許や資格
外壁塗装を依頼する業者を選ぶ場合にチェックしたい免許や資格とは?
まず知っておきたいのは外壁塗装業をする場合に特別に必要な免許や資格はありません。
外壁塗装の仕事は免許や資格がなくても営むことができますが、誰でもできるのでしょうか?
足場の設置をしなければなりません。
危険物に指定されている薬品を取り扱うケースもあります。
都度、発生する作業には「足場の組立て等作業主任者」や「有機溶剤作業主任者」など、専門の免許や資格がないと作業をしてはいけないものもあります。
こういった作業は資格を持っている下請け業者に依頼すればクリアできます。
外注する業者の手配ができない場合は工事期間が長引くこともあります。
ここは注意したいポイントです。
特定の作業に関して免許を持っている外壁業者を優先して選んだほうが良いでしょう。
外壁塗装業者ならば持っておくべき免許や資格はあるの?
塗装技能士
国家資格で塗装の技能検定に合格した人が保有できます。
実施しているのは都道府県職業能力開発協会です。
塗装技能士は3つの級があり1級・2級・3級とあり等級が上がるほど、要求される実務年数や技能・知識もハードルが高くなります。
塗装技能士の試験は年に1回実施されます。
筆記試験は1時間から2時間。
実技試験は5時間程度です。
両方の試験結果が基準に達成しない場合は不合格になります。
足場の組立て等作業主任者
高さが5m以上の足場の組み立て・解体・足場上での作業は労働安全衛生法によって規定されており、足場の組立て等作業主任者が現場で監督をしなければなりません。
一般的な2階建ての戸建て住宅の場合、足場の高さは5メートルを超えます。
建設業許可証
1件あたり500万円以上の工事を受注する場合は建築業の許可がないとできません。
塗装業を営む場合は「塗装工事業」の建築業許可が必要になります。