この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
目次
塗装仕上げの代表格のスキンとリシンの特徴は?
リシン塗装
リシン塗装は昔からある塗装仕上げですが、今でも新築時の塗装で最も多く使われております。
一般的な耐久年数は8年程度。
アクリル顔料塗料であるリシンに砂状の骨材を混入して、外壁に吹き付ける方法になります。
価格が安く防水力に劣りますが、通気に優れているのが特徴で日本の気候にあっています。
スキン塗装
石の集合体が特徴の塗装。
セラミック塗装と表現されることがあります。
小さな石の集合体を、アクリル塗料を糊として吹き付けており、塗料で覆う塗装とは違って石が詰まった仕上げになります。
石と石との間に細かな隙間がありますから外壁壁面の通気を遮りません。
価格としてはリシンより高い傾向があります。
耐久年数は10~12年程度。
外壁塗装では、スキンとリシンには何があるの?
外壁塗装の他の種類には、スタッコ塗装・タイル吹き仕上げ・サイディングがあります。
スタッコ塗装
石灰に大理石や砂などを混ぜ合わせたもので、リシン塗装の厚付け仕上げをイメージしてください。
リシン同様に昔からある塗装仕上げ、アクリル塗料の仕上げになります。
耐久年数は10年程度。
立地条件によっては20年くらい持つ場合もありコストパフォーマンスがいいです。
タイル吹き仕上げ
「ボンタイル」という呼び方もあるタイル吹き仕上げで、下塗りは下地調整材を機械で玉吹きします。
仕上げにはアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの樹脂を選んで塗れます。
耐久年数は、仕上げに使用する塗料によって違います。
弾性タイプと硬質タイプがあり、弾性系の方が価格は高い傾向ですね。
サイディング
金属系サイディングは、表面にスチールやアルミ、裏に断熱材が入っております。
丈夫で腐食しにくく、品質が均一で低コストという点がメリット。
デメリットは金属のためサビや傷に弱く、ものが当たったら変形しやすい点です。